カメラテストシステム FS 8681 / SR
カメラの評価、測定、検査のための画像評価アプリケーションソフトウェア
カメラテストシステム
FS 8681 / SR
- 概要
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概要
FS8681/SRは、カメラの量産検査で画像*を評価し、合否判定するためのソフトウェアです。検査内容を設定する「エディター FS8681」と、設定した検査を実行する「シーケンスランナー FS8681SR」のアプリケーションで構成されます。
検査員は総合判定の表示に従うだけで、簡単にカメラモジュールの識別がおこなえますので、目視などの官能検査に比べ、ヒューマンエラーや判定基準のばらつきがありません。
検査項目は、幾何学、色、解像度、シミごみなど、量産検査に最適な項目を数多く備え、単一の検査はもちろんのこと、複数の検査項目でシーケンスを構築することにより、複合的な検査を実行することができます。また、入出力ポートやデータログの出力など、量産検査に便利な機能を標準で装備しているため、検査システムを構築するまでの時間を大幅に短縮する事が可能です。
* フルHDまでの画像に対応しています。 最大解像度：フルHD（1920×1080ピクセル）
特長
- 各種のカメラに対応
セキュリティ、車載、医療などで使用する一般的なカメラをはじめ、専用のテストチャートを使用する事により、魚眼や近赤外カメラの検査にもご使用いただけます。 - エディター FS8681
検査内容を設定するアプリケーションです。検査するカメラに応じたシーケンスの作成や合否判定基準の設定、異なる環境による検査との相関設定に使用します。
ご使用にあたっては、お客様にて合否判定基準を設定して頂く必要があります。例えば、被検査カメラの良品と不良品をご用意いただき、多くの検査データから許容範囲を導き出す方法や、FS8681の検査結果と設計値を比較検証しながら閾値を設定する方法があります。作成したシーケンスはシーケンスファイルとして保存できるため、1ライセンスで多種の検査を設定することが可能です。 - シーケンスランナー FS8681SR
エディターで作成したシーケンスを実行し、合否判定するアプリケーションです。検査結果をcsv形式のログとして保存、出力する機能やバーコードリーダーなどの外部機器を制御することも可能です。このアプリケーションでは、検査内容の設定変更する事ができないため、検査員が誤って設定変更することを防ぎます。
＊すべての外部機器を制御する事を保証するものではありません。
＊カスタマイズが必要となる場合があります。 - 検査設備の拡張に対応
多種の検査を同時におこなう場合は、「シーケンスランナー FS8681SR」だけを追加でご購入いただくことにより、設備費用を抑えて検査環境を拡張することが可能です。例えば、同時に3種類のカメラを検査する場合は、あらかじめ作成したシーケンスファイルを2つまたは3つの「シーケンスランナー FS8681SR」で実行させます。 - 量産検査に適した画面構成
「エディター FS8681」は、直感的に操作できるインターフェースのため、どなたでも簡単に検査内容の設定をおこなえます。「シーケンスランナー FS8681SR」は、量産検査に最適な項目を表示し、検査員のヒューマンエラーを防止するデザインになっています。
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