Camera system measurement software SFR-Fit suite
車載カメラ向け画質評価ソフトウェア
空間周波数応答(SFR)
色・ノイズ・ダイナミックレンジ測定
- 概要
- ダウンロード
SFR-Fit suiteとは
SFR-Fit_suiteは車載カメラモジュール・リアビューモニター・電子ミラー用の画質評価ソフトウェアです。
車載カメラ用解像度測定アプリ「SFR-Fit」をベースとし、Imatestの画質測定エンジンを使用した、色・ノイズ・ダイナミックレンジなどのオプションアプリを追加することにより、
車載カメラシステム評価に必要な全てのアプリケーションをオールインワン化できます。
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安定したMTF測定を実現
・ノイズ、画像処理に強い
一般的にMTFの測定に用いられている傾斜エッジ法の課題として、画像ノイズが多い場合に高周波領域での測定値が不安定でした。
またシャープネスや圧縮などの画像処理がかけられている場合では、傾斜エッジ法が前提としているMTF計算の線形性が満たされず、測定値の妥当性が失われる事がありました。
SFR-Fitでは正弦波コントラスト法を採用し、最小二乗法でコントラストを測定します。
この方法では撮影画像にノイズや画像処理による高調波成分が含まれていても、基本波成分のみ抽出して測定出来る為、ノイズや画像処理の影響を受けにくい安定した測定が可能です。
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・魚眼、超広角カメラに対応
正弦波コントラスト法は、ジーメンススターチャートを使用した測定が一般的でしたが、
この測定法は魚眼レンズなどを用いた超広角カメラの様に大きな歪みがある画像に対応していませんでした。
SFR-Fitは、画像の歪みを解析した後、歪みを解消したテストパターンでMTFを測定するので、ジーメンススターチャートを使った正弦波コントラスト法の課題を解決しました。
この機能により、ノイズや画像処理に強く、歪みにも対応したMTFの測定を可能にしています。
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実車での測定に対応
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SFR-Fit_suiteにはカメラからの画像をダイレクトにキャプチャーするカメラ単体モード、車載ディスプレイを基準カメラで再撮影して測定する実車モードがあり、
車両搭載状態の画質評価にも対応できます。
また、リーダー電子では車載ディスプレイの画像を再撮影するための基準カメラをオプションでご用意しております。
基準カメラは測定項目に合わせてキャリブレーションいたします。
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車載カメラの測定に特化したUI
オプションアプリの設定項目は、車載カメラを測定に必要なものだけピックアップし、シンプルな設定画面とました。
また、画像の魚眼カメラの画像歪みや、自動露出・自動ホワイトバランスがオフできない環境下でも、簡単に一定の測定条件を作れるよう、ROI調整画面に簡易測定機能を追加しました。

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カメラ接続モードでは、ライブ画面でROIの位置調整が可能です。
また、各パッチのROIは個別に動かすことが出来るため、歪みが大きい画像でも容易にROI調整が可能です。
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ROIアナライザーモードではROI内のフォーカス値、平均輝度、ピーク輝度、R、G、B平均レベルをリアルタイムで表示します。
また、ライン波形モニターモードでは、水平・垂直任意のラインでの輝度Y、R、G、B波形を表示します。
これらの機能を使うことで、一定の測定条件を効率よく作ることが出来ます。
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従来、2つのカメラの性能比較はエクセルなどの表計算ソフトで行うことが一般的でした。
しかし SFR-Fit_suite では、測定済みデータを1つの測定グラフに読み込んで表示できるため、カメラ同士の測定値の違いをグラフィカルに確認できます。
また、グラフスケールを任意の値に設定できるため、2つのグラフを容易に比較できます。
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簡易WFMをベーシックアプリとしてリリース
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ソフトウェア構成
ベーシックアプリには、MTF測定アプリのSFR-Fitと、簡易波形モニターが含まれています。
別売のオプションアプリは、SFR-Fit_suiteのバージョンアップごとに測定項目が追加されます。
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追加予定のオプションアプリ(一部)
・均一性
・AE/AWB応答
・動的解像度
・フリッカー
・レンズフレア
一部技術情報のダウンロードには、My Leaderへのログインが必要になります。
アカウントをお持ちの方は以下よりログインを、お持ちでないの方は新規登録のうえご利用ください。









