Imatest Imatest IT
生産ライン向け 画像評価ソフトウェアライブラリ
Imatest
Imatest IT
- 概要
- ダウンロード
Imatest IT(Industrial Testing)は、製造で画像品質の評価をするためのソフトウェアライブラリーです。生産ライン用のプログラムにImatest ITを組み込むことにより、Imatest Masterと同様の画像検査・解析が可能となります。これにより、製造結果が設計要件を満たしていることを容易に確認できる様になり、タクトタイムの短縮、品質の安定化に貢献します。さらに、すべての部門で同じImatestのアルゴリズムとチャートを使用することで、部門間の検査結果に対する相関確認が不要になります。主にカメラモジュールの生産ラインや出荷検査、品質管理でご使用いただいております。
4.0の新機能と機能強化
- eSFR ISOモジュールでISO12233:2014エッジSFRチャートが分析可能となりました。
- ランダム、ログ-Fコントラスト、ウェッジ及びスターの分析モジュールに対応しました。
- Imaest IS(Imatest Master 5.0に統合)のダイレクト読み込みを全てサポートします。
- 複数のチャートでROIの自動検出が利用可能となりました。
- ISO 15739:2013に含まれる視覚的ノイズの計算が可能です。
- SFRplusの繰り返し実行を高速化しました。
特長
- オペレータコンソール:工場出荷テスト及びフォーカス調整装置向けにカスタマイズ可能なユーザーインターフェースを提供します。
Pass/Fail基準:カメラに必要な品質レベルを定義します。 - SFRplusチャート分析:シャープネスの不均一性を完全なマップとして表示します。
- NETインターフェースはNET Framework4.5以上に対応し、C#およびVisualBasicのサンプルコード、完全に自動化された画像取得テストのサンプルアプリケーションが含まれています。
- PythonインターフェースはPython2.7以上に対応。
- 均一視野テスト:色と照明ムラの測定および、センサの汚れや画素欠損を検出します。
- キャリブレーション用信号処理:各モジュールの色と照明の均一性テストの結果を使用して、それぞれのカメラのキャリブレーションが可能です。
必要なのは3つのテスト画像のみ:SFRplus画像、明視野画像、暗視野画像だけでカメラのQAテストを完了することで、効率を最大化します。
構成
下の図は生産用テストプログラムへのImatest ITの組み込み例です。
Imtest ITの動作に必要なものはControlファイル(テストイメージをどのようにデコードし、分析するか、および結果の表示方法)、テスト命令及びテスト画像で、テスト画像はソフトウェアインターフェースの接続経験のあるエンジニアなら、Imatestと呼び出し元のソフトウェアの間で直接受け渡すことができます。またImatest ITライブラリは「画像取得」ルーチンを使用して、Imatest IS(Imatest Master 5.0に統合)でサポートされているすべてのデバイスから画像を自動的に取得できます。
単体での使用
- ImatestITは、画像検査モジュールを既存ソフトに組み込むためのDLLです。
- C、C++等でプログラミングして使用します。
- Imatest Masterのインストールが必要です。
並列での使用
- Imatest ITの機能を、1台のパソコンを使用し、同時に並列でご使用する際は、Imatest IT-Pが必要です。
- Imatest IT-Pは並列処理を可能にし、スループットを向上させます。
- テスト装置が高速でイメージをキャプチャできる場合、Imatest IT-Pは1時間あたりのユニット数を増加させ、リアルタイムのフォーカシングやアクティブな動作を実行できる装置を増やします。
- C、C++等でプログラミングして使用します。
- Imatest MasterおよびImatest ITのインストールが必要です。
一部技術情報のダウンロードには、My Leaderへのログインが必要になります。
アカウントをお持ちの方は以下よりログインを、お持ちでないの方は新規登録のうえご利用ください。