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Imatest Imatest Master

画像の評価・分析をするソフトウェア

  1. Imatest Master Imatest
Imatest Imatest Master
  • 概要
  • ダウンロード

Imatest Masterは、デジタル画像を評価、分析するソフトウェアです。レンズ、イメージセンサー、カメラのシグナルプロセッシングからの画像を測定します。鮮明度、解像度、ノイズ、歪など多くの測定モジュールを1パッケージに納め、測定項目に合わせた多種多様なテストチャートもご用意しているため、総合的な評価が可能です。主に自動車、監視、医療分野などで使用するカメラモジュールの研究・開発にご使用いただいております。

  • 30種類以上のテストチャートで測定する機能を有しています。
  • 効率的で信頼性の高い測定が可能ですので、非常に多くの導入実績があります。
  • カメラからのダイレクト画像取得機能により、測定を簡略化します。
  • 連続測定により、システム性能に関わる様々なパラメータのリアルタイム表示が可能です。
  • SFRplus/eSFR ISOのテストチャートを使用することにより、様々な画像評価を一度に行えますのでチャートの交換時間を短縮します。
  • 測定結果をCSV、JSON、XMLで出力することが可能です。

Version 24.1 

  • カスタムメタデータ
    カスタムメタデータとは、画像ファイルに追加情報を注釈として追加できる機能です。
    属性は独自の要件に合わせて定義できます。例えばチャート距離、照明条件、デバイスの詳細、また、自由形式のテキストメモを記録できます。この情報は画像プレビューで表示および編集ができます。
  • 傾斜エッジからの画像情報メトリクス
    画像情報メトリクスは、リリース 23.1 および 23.2から拡張されました。
    SNRi と Edge SNRi :独立した観測者による信号対雑音比。画像中の物体やエッジの検出可能性を定量化します。SNRiが高いほど、物体やエッジがノイズに埋もれずに明確に見えることを示します。
    整合フィルタ設計:SNRi と Edge SNRiを最適化する電子フィルタを設計する手順。
    傾斜エッジSFR補間ビニング:SFR曲線からの不要な高周波信号を低減する方法。この手法は、モーションブラー解析における鋸歯状のアーティファクトを減少させ、MTF10測定の信頼性を向上させます。しかし、SFRをローパスフィルタ処理するため、一般的な使用には推奨されません。
  • 迷光(Stray Light)
    測定可能な最大迷光は、飽和状態より1つ小さいデジタルナンバーに相当します。これは、テスト環境で測定できる最悪の迷光レベルを示し、異なるテスト環境での結果を比較する際に役立ちます。解析フレームごとに飽和しているピクセルの数を数えます。飽和ピクセルは、明るさの限界を超えてしまった部分を示します。ITU-R BT.709-6、ITU-R BT.2020-2、およびMATLABの輝度計算のサポート。
  • 機械学習/コンピュータビジョン(ML/CV)レジストレーションマーク検出
    レジストレーションマーク検出に新たに機械学習/コンピュータビジョン(ML/CV)による代替検出方法が追加され、自動ターゲット識別とROI(関心領域)配置を支援します。この新しい検出方法は、以下の分析に利用可能です:
     ランダム/デッドリーブス(Random/Dead Leaves)
     eSFR ISO 12233:2017
     ・eSFR ISO 12233:2023
     スターチャート(Star Chart)
     36パッチダイナミックレンジ(36-Patch Dynamic Range)
     コントラスト解像度(Contrast Resolution)
     ISO 14524
     ISO 15739
    この機能により、より精度の高い自動検出と解析が可能になります。
  • DNGファイル処理の改善
    直接読み取りオプションを使用して、非標準ビット深度のDNGファイルを読み取る機能が追加されました。また、Libraw DNG読み取りオプションにAdobe DNG SDKを組み込み、DNG仕様に従った処理を改善しました。Options IIウィンドウに新しいドロップダウンオプションが追加され、元のLibraw処理と新しいAdobe SDK処理のどちらかを選択できるようになりました。
  • 全般的な改善
    チェッカーボード:チェッカーボード検出の高歪みオプションが追加されました。これにより、歪みの大きな画像でも検出の堅牢性が向上します。
    ReschartsおよびColor/Tone:ReschartsおよびColor/Toneインタラクティブウィンドウの上部にあるディスプレイドロップダウンメニューに、選択したプロット上のテキストを非表示にするオプションが追加されました。
    Color/ToneおよびStepchart:非標準ビット深度や飽和レベルオフセットを持つ画像の処理を改善するために、飽和レベル設定の機能が変更されました。
    メインウィンドウ:一般設定の検索機能が改善され、検索結果がハイライト表示されるようになりました。

代表的な検査項目

  • SFRplus
    SFRplus専用テストチャートを使用して、多くの画質ファクターを測定します。
  • SFR
    ISO-12233テストチャートの傾斜エッジ部を分析します。
  • Rescharts
    インタラクティブなインターフェイスで解像度テストチャート(ウェッジ、ランダム、スター)の分析が可能です。
  • Multicharts
    グリッドと放射状のパッチリングで構成されたテストチャートで色とトーンの分析が可能です。
  • Even Field
    センサーの傷や欠陥ピクセルの検出、及び、色と照明の均一性測定が可能です。
  • Dot Pattern
    単純なグリッドの点を使用して歪みと色収差のテストが可能です。

画像取得用ハードウェア

センサー評価ボード

  • OnSemi
  • オムニビジョン
  • 東芝
  • STマイクロエレクトロニクス
  • グラフインEasyLab

キャプチャーインターフェース

  • ネットビジョン社 SVP-01-U
    https://www.net-vision.co.jp/product/svp-01-u.html
  • アンドロイド
  • DirectShow
  • クイックタイム
  • アナログ
  • カメラリンク
  • ギガビットイーサネットビジョン
  • DCAM IEEE 1394b
  • Blackmagic Design

カメラ

  • Adimec (アディメック)
  • Allied Vision Tec (アライド ビジョン テック)
  • FLIR (フリアー)
  • 浜松ホトニクス
  • 日立
  • Matrox Imaging (マトリックス イメージング)
  • Micrsoft Kinect (マイクロソフト社キネクト)
  • National Instruments (ナショナルインスツルメンツ)
  • ソニー
  • 東芝テリー
  • GEViCAM (ゲビカム)
  • Imperx (インプレックス)
  • Lumenera (ルメネラ)
  • Matrix Vision (マトリックス ビジョン)
  • Teledyne DALSA (ダルサ)
  • QImaging (Qイメージング)
  • VRmagic (VRマジック)
  • XIMEA (キシメア)
カタログ

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