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Imatest Imatest Master

画像の評価・分析をするソフトウェア

  1. Imatest Master Imatest
Imatest Imatest Master
  • 概要
  • ダウンロード

Imatest Masterは、デジタル画像を評価、分析するソフトウェアです。レンズ、イメージセンサー、カメラのシグナルプロセッシングからの画像を測定します。鮮明度、解像度、ノイズ、歪など多くの測定モジュールを1パッケージに納め、測定項目に合わせた多種多様なテストチャートもご用意しているため、総合的な評価が可能です。主に自動車、監視、医療分野などで使用するカメラモジュールの研究・開発にご使用いただいております。

詳しい情報やライセンスに関するご相談、または製品の使用方法については、ぜひリーダー電子までお問い合わせください。また、測定に適した環境づくりについてもお気軽にご相談ください。

  • 30種類以上のテストチャートで測定する機能を有しています。
  • 効率的で信頼性の高い測定が可能ですので、非常に多くの導入実績があります。
  • カメラからのダイレクト画像取得機能により、測定を簡略化します。
  • 連続測定により、システム性能に関わる様々なパラメータのリアルタイム表示が可能です。
  • SFRplus/eSFR ISOのテストチャートを使用することにより、様々な画像評価を一度に行えますのでチャートの交換時間を短縮します。
  • 測定結果をCSV、JSON、XMLで出力することが可能です。

Version 24.2

  • Concentric ring FOV(同心円視野)モジュール(ISO 8600-3)
    Imatest 24.2 で新たに利用可能になったConcentric ring FOVモジュールは、ISO 86003:2019 標準方法に基づいて視野を正確に測定する革新的なソリューションを提供します。この強力なツールは、複雑な視野測定を簡素化し、視覚的表現を強化して、評価の精度と信頼性を確保します。
    ※ISO 8600-3:内視鏡-医用内視鏡及び附属品-第3部:光学系を有する内視鏡の視野角及び視線方向の測定

 

  • eSFR ISO 12233 2023 標準の9スターをサポート
    Imatest eSFR ISO 2023 テストチャートには、標準と拡張の2つのバリエーションがあります。最初にサポートされていた拡張テストチャート加えて、標準テストチャートの9スターをサポートするようになりました。

     


    Imatest eSFR ISO12233:2023 標準テストチャート

     


    Imatest eSFR ISO12233:2023 拡張テストチャート

 

  • インターフェースの改善
     
    • Settingsの改善:INIから無効な値が読み込まれると警告が表示されます。また、Stray Light設定の形式が改善されました。
    • バッチフォルダー処理:メインウィンドウに分析する画像を含むフォルダーをドロップしてアップロードします。ファイル名と拡張子によるフィルタリング、チェックボックスによる選択、ドラッグ アンド ドロップによる並べ替えなどなどをして、バッチフォルダー処理ウィンドウに表示されている順序で処理が実行されます。このように、バッチフォルダー処理では、各画像を個別にメインウィンドウに読み込むことなく、一度に多数の画像を読み込んで分析することができます。
    • コンソールパネル:画像処理中のエラー、ワーニング、インフォメーションメッセージをリアルタイムで監視します。
    • セッションの復元:終了時に最後の画像と選択した分析を記憶し、再起動時にそれらを読み込むかどうかを尋ねます。
       

 

  • 迷光(Stray Light)
    • 低メモリーモードが選択できるようになりました。低メモリーモードを選択すると、メモリーに保持する情報を限定します。24.1までは高メモリーモードのみでの動作でした。高メモリーモードでは全ての情報を保持します。
    • 分析の設定に中央値チャンネルを追加しました。24.1までは平均値チャンネルのみでした。
    • 追加設定検証を追加
    • INI構文の更新
    • INIキーの更新
    • プロット保存形式の更新

 

  • 追加機能
    • macOS Sequoiaのサポート
    • デコンパンディングプロットの対数表示
    • User Read Raw RAWファイルをBMPに変換
    • Flatfield – 明るい傷と暗い傷で異なるしきい値をもつことができます。
    • 画像情報メトリクスにあったEdge SNRiの代わりにEdge Location Standard Deviation (σ)を追加しました。Edge SNRiの単位は1/pixelで直感的に理解しにくいものでした。そこで、Edge Location Standard Deviation(σ)=1/ Edge SNRiを新たに定義しました。単位はpixelです。
    • “YUV 422 UYVY” および “YUY2” ファイル形式を追加しました。
    • 自動露出(Auto Exposure)および自動ホワイトバランス(Auto White Balance)には、カスタムの安定時間しきい値を設定できるようになりました。
    • Imatest IT – IT/C++ および IT/Objective-C に CMakeプロジェクトファイルを含むサンプルを追加しました。

 

  • テストチャート自動検出の改善
    • 「改良ステップをスキップ」レジストレーションマーク設定が追加されました。この設定を有効にすると、位置特定精度は低下しますが、レジストレーションマークの検出が成功する可能性が高まります。
    • 高ノイズ補正レジストレーションマーク設定が追加されました。この設定を有効にすると、SNRが低いシーンでもレジストレーションマークの検出が成功する可能性が高まります。

代表的な検査項目

  • SFRplus
    SFRplus専用テストチャートを使用して、多くの画質ファクターを測定します。
  • SFR
    ISO-12233テストチャートの傾斜エッジ部を分析します。
  • Rescharts
    インタラクティブなインターフェイスで解像度テストチャート(ウェッジ、ランダム、スター)の分析が可能です。
  • Multicharts
    グリッドと放射状のパッチリングで構成されたテストチャートで色とトーンの分析が可能です。
  • Even Field
    センサーの傷や欠陥ピクセルの検出、及び、色と照明の均一性測定が可能です。
  • Dot Pattern
    単純なグリッドの点を使用して歪みと色収差のテストが可能です。

画像取得用ハードウェア

センサー評価ボード

  • OnSemi
  • オムニビジョン
  • 東芝
  • STマイクロエレクトロニクス
  • グラフインEasyLab

キャプチャーインターフェース

カメラ

  • Adimec (アディメック)
  • Allied Vision Tec (アライド ビジョン テック)
  • FLIR (フリアー)
  • 浜松ホトニクス
  • 日立
  • Matrox Imaging (マトリックス イメージング)
  • Micrsoft Kinect (マイクロソフト社キネクト)
  • National Instruments (ナショナルインスツルメンツ)
  • ソニー
  • 東芝テリー
  • GEViCAM (ゲビカム)
  • Imperx (インプレックス)
  • Lumenera (ルメネラ)
  • Matrix Vision (マトリックス ビジョン)
  • Teledyne DALSA (ダルサ)
  • QImaging (Qイメージング)
  • VRmagic (VRマジック)
  • XIMEA (キシメア)
カタログ

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